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仕事が出来るデザイナーとは?
日々、多くの仕事に忙殺されるデザイナーですが、
優れたデザインを作成できるデザイナーとは、デザインに対してどのような思考をし、
どのような取り組み方をしているのでしょうか。
今回の記事では、私の観測できる範囲の中においてですが、
仕事が出来るデザイナーの特徴を考えてみました。
1.デザインに対するこだわりがある
その「こだわり」は様々なものに象徴されます。
それはたとえばフォントであったり、文字間であったり、色であったり、こだわりは細部にまで及びます。
そして、その細部が、全体的なデザインを構成する要素になることを常に念頭においてデザインしています。
2.様々なデザインに触れることを好む
優れたデザイナーであれば、広くアンテナを張り、自分の参考になりそうなヒントを見つけてきます。
他者のデザイン、また自分とは畑違いともいえるデザインを見ることで、自らの糧とします。
3.デザインの模倣をする
少し前にパクりであるとか、いやオマージュだとか、世間を騒がせた問題がありました。
とはいえ、外部からの影響がなければ、自分ひとりだけの力で革新的なデザインをいくつも生み出すことは難しいと考えます。
2の延長線上にありますが、優れたデザインを取り込み、自分のスタイルの一つとすることは多くのデザイナーが実践しています。
4.クライアントの意向を的確に掴む
クライアントとの直接の打ち合わせにおいて、または営業からのヒアリングからでも、行うデザインの中の「核」を見抜きながらデザインができます。
作成する広告物の中心さえ正確であれば、目標を見失うことはありません。
5.指導をしながら、自身も学んでいく
デザイナーとして経験を積んでゆけば、新人の指導をする機会にも恵まれます。
指導をするなかで自身もデザインの復習を行い、基礎を思い出しながらも新たな発見をしていきます。
6.幾つかのパターンも考えながら作業をする
作業を行いながらも、頭の中では幾つかの派生パターンも考えており、デザインの分岐点も正確に把握している為、コンセプトを強く打ち出すパターン、
ビジュアルをメインとするパターン、など、核はブレずに幾つものパターンを生み出すことができます。
7.自分のデザインの強み(あるいは弱み)を理解している
自身のデザインのストロングポイント、またはウィークポイントを把握し、それによって生み出されるデザインの個性を理解しているため、
強みを打ち出すことも、弱みを補強することも可能となっています。
優れたデザイナーを目指して
以上、仕事ができるデザイナーの特徴を挙げてみました。
全てにおいて一朝一夕にはいきませんが、常にデザインのことを念頭において生活するのが大切になってくるのかもしれません。
また、もう一つ出来るデザイナーの条件を挙げるとするなら、言わずもがなですが「デザインが早い」ですね。
上記のような特徴を持ちながら、素早くデザインを仕上げるのが優れたデザイナーといえるのではないでしょうか。
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