【マーケティングとは?=セールスを不要にすること】ブログを懸命に更新しているのに、アクセスが増えないと嘆いているあなたに伝えたいこと

SEO対策に真剣に取り組んでいるあなたへ

SEO対策を始めて取り組む際に、事前に知っておいて欲しいことがあります。

それは、どんなにコンテンツが充実していて、綺麗なデザインの集客ブログ(オウンドメディア)ができたとしても、最初から大量のアクセスが来ることは、よほどのことがない限り「ない」と考えた方が良いということです。

多くの人や企業の担当者がSEO対策(外部の被リンクを増やす対策ではなく、検索エンジンユーザーにとって価値のあるコンテンツを更新し続ける内部対策)に取り組む際に、途中で挫折してしまうケースで最も多い原因は、当初の期待が高すぎるということがあります。

SEO対策(コンテンツSEO)に過度の期待は禁物です。

なぜなら、期待が高ければ当然、失望が深くなってしまうからです。失望は、あなたのやる気と行動、そして、あなたの組織のやる気と行動にブレーキをかけてしまいます。

これは、非常にもったいない選択です。せっかく、人に頼っていた集客活動を自動化し、働く時間を大きく削減できる可能性を秘めているSEO対策(コンテンツSEO)を始めるという価値ある決断ができたのに、途中で挫折してしまうのは、非常にもったいないことです。

SEO対策(コンテンツSEO)の本質とは?

SEO対策(コンテンツSEO)の本質は、「今すぐにあなたの商品・サービスを買ってくれる市場を構成する人々の3%」を追いかける取り組みではありません。

SEO対策(コンテンツSEO)の本質とは、「まだ、あなたの商品・サービスのことを知らない。だから、興味もなく検討もしていない市場を構成する人々の97%」に価値あるメッセージを伝えるという継続的かつ、粘り強い取り組みによって、大量、かつ質の高い(あなたの商品・サービスを買ってくれる)アクセスが集まり続けることを目的とした施策です。

今すぐの見込み客を獲得したいのであれば、リスティング広告、Twitter・Facebook・Line広告などの有料のPPC広告(クリック課金型広告)を実施することをお勧めします。

なぜ今、SEO対策(コンテンツSEO)に取り組む企業が増えているのか?

では、なぜ、即効性が期待できないのに、SEO対策(コンテンツSEO)に取り組む企業が増えているのでしょうか?

それは、「今すぐにあなたの商品・サービスを買ってくれる市場を構成する人々の3%」を追いかけるマーケティング施策の限界が分かっているからです。

例えば、リスティング広告の入札単価が「入札単価×品質ランク=広告ランク」で決まるとはいっても、ライバルから入札単価を2倍、3倍に吊り上げられてしまえば、太刀打ちすることができません。

有料広告の世界では究極的に言えば、予算をかけられる企業、そして、LTV(顧客の生涯価値)の期間を長くとれるだけの体力のあるプレイヤーが勝ちます。

そうなると当然、売り手の立場から見れば「今すぐに買ってない人々」を追いかけるよりも、「今すぐに買ってくれる人々」を追いかける方が効率が良いに決まっています。しかし、これを続けていれば、少ないパイを巡って、多数のライバルと常に戦う必要が出てきます。

また、半期(6ヶ月ごと)に目標数値が課させれ、その目標の達成度合いによって、昇格昇給(残念だった場合は、降格降給)が決まってしまう、シビアな現場で働く営業担当者の立場から見れば、今すぐに売り上げ・利益をもたらしてくれるお客さんにたくさんの時間を使ってしまう気持ちは、痛いほど分かりますし、目の前のお客さんの対応で手一杯という状況も理解することができます。

でも、今すぐ利益をもたらしてくれるお客さんばかりを相手にしている営業担当者は半年、1年後に全く新しいお客さんが増えないか、今のお客さんが逃げてしまえば、売り上げと利益が大幅になくなってしまうリスクがあります。

それと同じで、目の前の施策ばかりに時間を奪われてしまう企業は、毎日少しずつ、痛みやあせりを急激に感じることなく、時間が経過するごとに、「まだ、あなたの商品・サービスのことを知らない。だから、興味もなく検討もしていない市場を構成する人々の97%」に対して、自社の存在価値を伝える機会を失っているのです。

この現象は、「ゆでガエル現象」と似ています。

「ゆでガエル現象」とは、ご存知のように、カエルの入った水に火をかけて、徐々に沸騰させていくと、カエルは水の中から自力で脱出する力があるにも関わらず、気がついた時には、沸騰したお湯になっていて、茹で上がってしまうという話です。

そうならないためにも、SEO対策(コンテンツSEO)によって、「まだ、あなたの商品・サービスのことを知らない。だから、興味もなく検討もしていない市場を構成する人々の97%」に価値を伝える活動が必要なのです。

そして、その必要性に気づいた企業、そして現場のマーケティング担当者が、限りあるマーケティング予算の中から、SEO対策(コンテンツSEO)に当てる費用を一生懸命に捻出し今、その予算を増やしていっているのです。

マーケティングとは何か?

普段、何気なく、使っている「マーケティング」という言葉があります。

一体、マーケティングとは具体的に、どのような活動のことをいうのでしょうか?

マーケティングという言葉の定義は人それぞれだと思いますが、例えば、マネジメントの父として有名なP.Fドラッカー氏はこのように言っています。

「マーケティングの究極の目的は販売を不要にすること」であり、 「製品あるいはサービスが顧客に適合し、ひとりでに売れてしまうほど 十分に顧客を理解することである[情報源:マネジメント[エッセンシャル版] – 基本と原則 単行本 – 2001/12/14 ピーター・F・ドラッカー (著), 上田 惇生 (翻訳)]

マーケティングという言葉の定義は人それぞれであり、たった一つに決めるべきことではないと思いますが、私はこのように考えています。

マーケティングとは・・・

あなたが提供する商品・サービス、または、商品・サービスの購入につながる特典(オファー)の価値を高く評価するように手助けすることにより、需要を生み出すこと

マーケティングの目的とは・・・

セールスを不要にすること(ドラッカー先生と一緒ですね)

マーケティングは市場の誰に行えば、最大の効果を発揮するのか?

今すぐにあなたの商品・サービスを買わない市場を構成する97%の人々に行うことにより、最大の効果を発揮する(なぜなら、ほとんどのライバルはこのような人々に価値を伝えることに真剣ではなく、3%しかない市場を今すぐに商品・サービスを買ってくれる人を追い掛け回すのに忙しいから)

検索は、出会いの瞬間であり、検索者ひとりひとりの期待がこもっている

このように、マーケティングの定義、目的、そして、市場におけるターゲット(対象者)を考えていくと、アクセス数が少ないことは、大きな問題ではないことに気がつきます。

なぜなら、検索とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを使っている検索エンジンユーザー(生身の人間)との出会いの瞬間と考えることができるからです。

検索は検索エンジンユーザーと出会える機会であり、あなたの価値を提供できる機会であり、あなたが選ばれる機会だからです。

たとえ、たった1回のあなたのサイトへの訪問でも、検索エンジンユーザーとサイト運営者(あなた)の双方にとって、その瞬間は二度と取り戻せない一度きりのものであり、あなたは、その機会を逃さないようにしなければなりません。

そして、その機会を逃さないようにするために、サイト運営者であるあなたは、最低限、下記の3つのことに全力を尽くさなければいけません。

  • すべての検索には、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの先にいる検索エンジンユーザーの期待がこもっていることを重大に受け止め、その期待を裏切らないコンテンツの制作・提供に注力すること
  • スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスの普及を踏まえて、そのデバイスごとの表示方法に応じた、より幅広い情報を用意すること(どんなに巣晴らしいコンテンツであっても、その情報が見にくければ、検索エンジンユーザーはストレスを感じて、すぐに離脱してしまいます)
  • GoogleやYahoo!などの検索エンジン結果に表示される、他のどのページよりも優れた利用体験を提供することで、検索エンジンユーザーと検索エンジン双方からの信頼を勝ち取ること

そんな一期一会の機会をものにするためには、全身全霊の姿勢と自分たちの持てる知識・情報、そして情熱のすべてを尽くして、「おもてなしの心」を持って、コンテンツ制作に真剣に取り組む必要があります。

Google Analyticsなどのアクセス解析ツールで見れば、ただの1訪問に過ぎないアクセスも「期待に応え、信頼を勝ち取るか、それても、期待を裏切り、信頼を失ってしまうか」を分ける重要な一期一会の瞬間なのです。

一期一会の出会いは、オンラインでもオフラインでも、その本質は同じこと

日々の営業活動の経験を振り返ってみてください。

オフラインでの接客や営業の場面においては、目の前の相手に敬意も興味も示さず、接客や営業の機会をくれたことに感謝することもなく、こちらの自画自賛や売り込みだけを一方的に説明するような接し方はあり得ませんよね?

あなたはきっと、その機会が無駄にならないように、精一杯の誠意で、相手にとって有益なことを伝えようとするはずです。

あなたの接客や営業活動では、まずは相手を知り、相手にとって有益な情報を提供することから始まているはずです。

この当然のことをオンラインにおいても同様に実施するというのが、SEO対策(コンテンツSEO)の基本的な考え方なのです。

すべての検索行為には、検索エンジンの先にいる検索エンジンユーザーの期待がこもっています。そして、すべてのセッションには、一期一会の体験があるのです。

あなたの仕事はたった一つ。この最高の体験を演出することに他なりません。

まとめ

ブログを懸命に更新しているのに、アクセスが増えないと嘆いているあなたに伝えたいこと。

それは、絶対に途中であきらめないで欲しいということです。

周囲へのポーズではなく、本当に「おもてなしの心」を持って、ブログを更新し続けていれば、あなたの一生懸命に作ったコンテンツは、きっと誰かの心に届くはずです。

追伸

最後に、私自身の恥ずかしい体験をお話します。

2013年の8月のことです。

新規事業の立ち上げの責任を背負い、うまくいかなければ、プロジェクトの消滅の危機に追い込まれ、飛び込み、TELアポ、業界誌への広告出稿、業界団体への加盟など、どんなマーケティング・営業手法を試してもうまくいかず、上司も部下も途方にくれ、あきらめかけていた時に、たった1つの情報発信が、その状況を救ってくれたことがありました。

素人同然の知識で、私がホームページビルダーを使ったお世辞にも綺麗とは言えないホームページの情報を見たという見込み客から電話が鳴ったのです。長野のお客さんでした。

そして、縁あって、その見込み客が最初のクライアントとなってくれてから、ダムの水門が開いたかのように、組織の経営者や仲間からも冷ややかに見られていた新規事業が、収益性の高い事業へと成長し始めたのです。

そして、その後、この事業は、多くの企業(B to B事業でした)の課題を解決し、現在も成長し続けています。

このたった1回の検索、そして、その検索からの電話での問い合わせがなければ、この事業は世の中に存在していませんでしたし、その後、多くの企業、そして企業担当者との出会いを生み出すことはできていませんでした。

たった1つの検索には、これぐらいの重みがあるのです。

ぜひ、たった1つのアクセスを大切にし、そのアクセスの向こう側にいる検索エンジンユーザーのことを想い、彼ら彼女らと対話し、最適なタイミングで、最適な選択肢としてのコンテンツを提供し、ライバルが提供していないような新しい経験と感動を想像し続けていけたら、もっと日々の目の前の仕事が楽しくなるのではないでしょうか?

H.F

H.Fアカウントプランナー

投稿者プロフィール

2015年度入社

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